●ドアマンもいないセレブ ある雑誌で「芦屋のセレブ」特集を組んでいた。かの地のお嬢様は、お茶やお花のお稽古に通っているという記事だったが、それのどこがセレブなのか、とんと分からなくなった。 少なくとも私のいた頃はふつうの家庭でもそれくらいのことはやっていた。 格差社会と言わ...
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●あっと言う間の1年 1年の過ぎるのが早い。年齢分の1のスピードだというのだから、当然かもしれない。 歳をとると、新しいことに出合わなくなり、驚きがなくなるからだと言う人がいるが、本当だろうか。新しいことに出合っているのに、経験済みとして手早く処理をしてしまってはいないか。そ...
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●国の犠牲 オウム麻原への死刑判決が出るのが、遅すぎた。それにしても、地下鉄サリン事件は死者12人、重軽傷者5510人の大事件なのに、国の補償は皆無に近いという。今度の内閣は拉致問題を国家マターでやっていく所存らしいが、オウム被害者には何もしないで放っておくのだろうか。天災被害...
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●アンフェアな審判 亀田興毅のWBAライトフライ級王座戦を見た。誰もが亀田の負けを確信した。ところが、彼が勝ってしまった。試合前から雑誌でも亀田は実力不足という記事がいくつも出ていた。 あまりのブーイングに王座を返上する話もあるが、父親は「こういう(上げたり下げたりの)風潮が...
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●2つの戦争があった 今年の大宅賞を取った『散るぞ悲しき』という作品を読んだ(梯久美子著)。2万人余の兵隊が犬死にさせられた硫黄島の指揮官栗林忠道を扱っている。読み進めながら、涙を禁じ得なかった。死ぬために任地に向かった兵隊たち、それをいとも簡単に見捨てた大本営。同じ戦争と言っ...
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●WBC決勝戦 野球にまったく関心のないこの私が今度のWBCには熱を入れた。とくに審判のミスジャッジがあってから、ヒートアップ。決勝戦であわや追いつかれそうになったときは、天を仰ぐ気持ちだった。 意外にも個人主義のイチローがチームを引っ張ったとか、ナショナリストに変貌したとか...
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●数字だけの世界 ライブドアの一件で思うのは、数字を動かすだけで利益が出せる世界は怖いな、ということである。一度手を染めたら、そこから抜け出すのは難しい。結局は、実態がないから、次から次へと粉飾を重ねることになる。 それにしても、テレビで嬉しそうに騒いでいたホリエモン、内心、...
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●サヤ抜きが慣例 数年前、違法建築の横行が盛んにテレビで放映された。床が傾きリンゴがころころ転がる、壁がカビで急速に黒ずむ、化学資材で喘息を引き起こす-ほとんどが費用を浮かせてサヤを抜くためになされたものだった。 ひと騒ぎが終わると、その種の報道が火が消えたようになくなった。...
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●それでもお目付け役? NHKが受信料の督促を法的手段に訴えても遂行するという。一連の不祥事で不払いが起きている(7月末で117万件)ことが理由らしいが、この理屈って考えてみれば変だ。自分の不正を棚上げにして人を脅そうとしているからである。 そもそも一度受信料を払えば契約が成...
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●男にしたくない 参議院で思いがけず大差で郵政法案が否決された。僅差で通ると思っていたので、びっくりした。 「自爆解散」とか様々ネーミングされているが、私は「ジェラシー解散」でどうかと思う。 小泉さんのようなある種、独断専行型の人間でないかぎり、既得権益の網の目を断ち切るの...
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