割れてもいい食器
2010/05/06
無政府の理由
●ワインがなみなみ
鳩山夫人の鶴のひと声で官邸の台所の改造が決まり、その総費用ウン千万円だという。旦那が宇宙人なら、こっちは何なのだろう。
それにしても、いつまでそこにいるつもりなのか。誰をどうやってもてなすつもりなのか。
総理がホストの食事会に知人が呼ばれ、ビールのようになみなみワインを注がれたそうだ。
常識がないのか、宇宙の第何惑星ではそうするのか。注いだご本人は友愛の笑みを浮かべていたという。
●無政府の理由
鳩山内閣には全共闘世代が多い。3分の1近い。彼らは壊すことは得意でも、作り上げることは弱い。
いまの無政府状態は、そのせいではないか、と等の世代に訊くと、妙な顔をする。半分当たって、半分外れている、という顔である。
全共闘世代だって、責任をもって仕事をしたり、組織を束ねてきた人間がいる、と言いたいのであろう。それが半分外れの部分かもしれない。
●子ども手当ては要らない
子ども手当ても、農家の所得補償も、高校無償化も、ぜんぶ選挙目当ての買収みたいなもの。
そこは庶民は見事に見破っている。美容院の若者、ちなみに30歳、子ども2人の男性が曰く。
「子ども手当てなんて要らないっス。自分たち若いから、いくらでも働けるし。4、5万しか国民年金のもらえないじいちゃん、ばあちゃんにあげたらいいのに」
しっかりしてます。こういう若者がいるから、こっちも元気が出るのだ。
●床屋政談
文京区の区長が、自分が率先垂範することで男性の育児休暇取得を推し進めたい、というので、2週間の育休に入った。せっかくだから半年ぐらい取って、いい模範例となったらよかったのに―――というのは冗談で、そんなに育休が大事なら職員に強制的に取らせたらよかったのではないか。
ほかの美容院の中年おばさん曰く。
「税金で休むなんて、ちょっと変よね」
こういう真っ当なひとがいるから、私にもやる気が出るというもの。
●ベトナムでの経験
先日、ベトナムへ行ってきた。ハノイで人材育成の学校を訪問した。
ベトナム戦争の後遺症で耳が聞こえない、口がきけないハンディキャップの人たちに技術習得をほどこす学校である。
みんな一生懸命、刺繍や洋服を作るミシンを踏んでいた。女性の校長さん曰く、
「政府の支援を受けないで、なんとか自前でやっています」
それにしても男性の職員が少ない。理由を尋ねると、女性のほうがホスピタリティがある、との返事。
これは日本とて同じこと。国の違いはないと痛切に感じた。
●完全なセキュリティ
中井洽さんは独身らしい。週刊誌が騒ぐ若い女性との飲み食いは全部私費だそうだ。路上キスなど絶対したことがないと言う。議員宿舎の4枚のカードキーのうち1枚を、掃除のために女性に渡したと主張する。
これはあるひとから聞いた話だが、そのひとがある店に通い出したら、中国人女性の店員が新しく雇われた。それ以来、注意の目を注いでいる、とそのひとは言った。
中井さんは公安委員長である。ひとに知られてはいけない秘密がたくさんありそうだが、勝手に女性が部屋に入っても問題ないのだろうか。
その完全なセキュリティの在り方をぜひ講義していただきたいものだ。
●割れてもいい皿を
私の留守に夫が6人の友達と持ち寄りのパーティーを開いた。私は食器はこれとこれ、と指示しておいたのだが、帰るとふだんのを使っていた。
「なぜ?」
「洗って壊すと叱られるから。それでもみんな食器がすごい、すごいと感心していたよ」
たしかに夫はそそっかしい。張り替えたばかりの蛭谷和紙の障子も蹴破ったばかりである。
今度からは、出して恥ずかしくないが、割れてもいい食器を用意しないといけないかしら。
