CSIにハマる "性"で負けたのではない
2008/07/01
●アメリカの夢
とうとうヒラリーが負けた。あれは女性ということで負けたのではなく、オバマの魅力に負けたのである。
彼は人種統合のシンボルで、アメリカがまだ希望の国であることを示したことで、勝ち残ったのだろうと思う。
●侘しいオペレッタ
大枚を払ってウィーンフィルのオペレッタ「こうもり」を見に行って半分以上寝てしまった。そのあと、飲み物をと思ったが長蛇の列。結局、喉をうるおすこと叶わずである。
公共の他のホールでもことは同じ。数万円のコンサートなのに、ロビーで稲荷ずし弁当を広げる図はあまりに寂しい。
社交の場のはずなのに、"社交"がまったく存在しない。
●超人気シリーズ
いまWOWWOWの深夜放送、「CSI:ニューヨーク」にどっぷりである。アメリカが抱える社会的問題を最新のIT技術で解決する1話完結のシリーズである。
これは「CSI:科学捜査班」という2000年から始まった超人気シリーズから派生したもので、元祖はラスベガスが舞台、もう1つ「CSI:マイアミ」というのがあって、その名の通りマイアミが舞台のシリーズ。
いまだにその3本のシリーズが同時に走っているという化け物番組である。
制作総指揮がハリウッドの大ヒットメーカー、ジェリー・ブラッカイマーである。 テレビで一度ヒットしたら、超ロングランになるのがアメリカ流である(これをアメリカ文化論として展開してくれる人はいないだろうか)。しばらく"CSI病"から抜け出せない。
●ただの飾り?
来年度から消費者庁が発足することになったが、その存在価値にすでに疑問符が出されている。
新しく陣容を構えるのは行政組織のスリム化に反するから、業者の検査・監督はそれぞれの象徴の組織を使うことになるようだ。そこで違法なことがあれば登録取り消しなどに関与するということらしい。
となると、苦情一手引き受け庁、あるいは苦情相談センターとなるばかりで、ほとんど実効性のない庁になりかねない。いまの日本人は文句言いたがりが多いから、さぞや忙しい組織となることだろう。なぜ既存の省庁ではだめなのか。内閣のウケ狙いの施策としか思えないのだが。
●クラブビジネスに疑問
会食などのできる会員制クラブには、入会保証金のほかに年会費とその度ごとの使用量が取られる。 分からないのは入会保証金と年会費の違いである。30年経ったら入会金の一部を返します、というところがある。ウソのようだが、ほんとの話である。
ゴルフはもっと複雑で、会員権のほかに預託金があり、そして年会費に毎回の使用料がある。
いったい誰がこんな複雑なことを考えたものかと思う。利用者のことを考えれば、もっとすっきりしたものにすべきだろうと思う。
●うまい!?
老舗料亭の女将は、「あれは食べ残しじゃありません、手つかずの料理です」と名言を吐いたそうである。
これにはさすが"名女将"だと笑ってしまった。
次の客に堂々と「これは前のお客様の手つかずですので、どうぞ」とやればよかったのである。
●きびしい対策を
秋葉原の殺人事件を見るにつけ、警察の対処が甘いのではないかという疑念が消えない。
犯人の生存逮捕が基本といっても、連続殺人を食い止めるのが先決である。派手にやって目立てばいいといった犯罪が後を絶たない。取り締まる側の意識改革がいるのではないか。
