人の自己実現と働きがい向上をサポート。如是我聞 人材の総合コンサルティング&プロデュースを手掛ける、ザ・アール代表取締役奥谷禮子の連載コラムです。

女帝論議 結婚はいつだってできる

2005/03/01

●皇室典範改正
 女帝論議がかまびすしい。皇室典範の改正が言われているが、いったいそれだけですむのかと思う。雅子妃の内情は知らないが、週刊誌あたりの記事では子作りの制限で外遊もままならずストレスが昂じたという。皇室外交を担うつもりが、後継づくりにしか利用されていないと気づくのは辛いことである。
 皇室典範では、女帝規程はもちろん、21世紀の皇室のミッションを明確化すべきだと思う。そうすれば、皇太子一家の悩みも少しは緩和されるかもしれない。
 
●ズレた感覚
 NHKの海老沢会長など3名の幹部が辞めて、すぐに顧問についたことが知られて大騒ぎになり、結局、顧問就任の話は無くなった。当然過ぎる話である。
 受信料不払いに抗議電話と、視聴者の対応は素早かった。NHKは、テレビを買ったら自動的に受信料を払うことになっています、と勧誘員に説明させてきたが、そんな決まりなどどこにもない。
 考えてみれば、受信料というのは民放以上に視聴者参加型の運営方法で、官僚体質の組織がそんな危ないものによく載っかってきたものである。NHKもそう勝手なことができない時代になってきたということである。
 ある週刊誌では、系列会社がイベントの仕事を取るために、放送とからめていると書いていた。私も似たような情報を掴んだことがあり、NHKに問いただしたことがあった。3人の社員が我が社に現れ、厳正な調査をする、しかし濡れ衣に違いない、と主張するばかり。しまいに「NHKを定年で辞めた人間の充てを作らないといけない。だから系列会社が必要だ」と言い出したのには、開いた口がふさがらなかった。
 官僚の天下り批判など、まるで眼中にないみたい。この世間ずれのした感覚って、顧問就任の経緯とよく似ていないだろうか。このずれがNHK幹部の体質なのである。
 
●家計補助が奴隷?
 作家の桐野夏生さんが新聞(朝日新聞、2005年1月4日朝刊)で書いていたことで、ちょっと気になることがある。
 彼女の小説「OUT」が欧米で翻訳され、その読者から「日本ではなぜ、夫がホワイトカラーなのに妻はブルーカラー労働をしているのか」という質問が寄せられたという。「OUT」の主人公は弁当工場で働くパートの主婦たち。桐野氏が取材したところ、パート女性の多くは40代後半から50代、深夜0時から朝5時半までベルトコンベヤーの前で立ちっぱなし。休憩時間がなく、トイレも許可制、更衣室は男女兼用。「奴隷工場ではないか、と私は思いました」と桐野氏は書いている。その奴隷は、「家計補助や小遣い稼ぎのために働いて」いると桐野氏は書くが、さて、それって奴隷だろうか?普通に考えてみれば分かるとおり、否である。
  どういうわけかマスコミ作家はものごとが分かっていると思って、こういう意見を載せているようだが、その思い込み自体がアウトである。
 
●再婚トトカルチョ
 実は再婚することになった。一部マスコミで記事が出たので、もうご存じの方もいるかもしれない。何で今さらという反応が一番多い。あるいは、「また別れるかどうか、トトカルチョを組もう」などと言う不埒な輩もいる。
 友達のあいだで長く学級委員長のようなことをやってきた。人を集め、場所を選び、会費を徴収し・・・・・その任務もそろそろ交替の時期ではないかと考えた。
 もう一つは、これから人生の晩年を迎えるにあたり、心から話の合う人と一緒になるのは、それは意義のあることだと思ったからである。
 これで代理母で体外受精を選択すれば、子どもをもうけることもできる。また卵子を冷凍保存し、いつでも受精できる(私にはまったくその気はないが)。結婚適齢期など有名無実になるだろう。一番の障害である子作りの部分がクリアされるのだから。男女とも格段に生きやすくなる。
 新婚旅行は月並みなハワイである。半ば仕事になりそうな予感だけど。


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