それを聴いた動物たちは大喜び。「我こそは!」 と、たいそう張り切りました。
そ
んな中、猫はいつ神様の下へ挨拶へ行けばいいのかを忘れてしまったので、ねずみにたずねることにしました。そんな猫にねずみは「競争相手は少ないほうがい
い」と、わざと1日遅れの日付を伝え、猫はそれを素直に信じ、ねずみにお礼を言うと嬉しそうにいそいそと帰って行きました。 いよいよ元旦。 牛
は「私は歩くのが遅いからみんなより一足先にでかけることにしよう」と、まだ夜も明けない早いうちから神様の御殿へ向かって出発しました。それを牛小屋の
天井からこっそり見ていたねずみは、ぴょん!と牛の背中に飛び乗りました。そんなことを知る由もない牛は、ゆっくりゆっくりと着実に御殿まで歩をすすめて
いきました・・ 牛がやっとのことで神様の御殿の門までたどり着くと、まだ他には誰も着いていない様子。 「私が一番乗りだ!やったぞ!」 と喜び勇んで門の前で待っていると、ゆっくりと門が開き始めました。 と、その瞬間、なんと牛の背中に乗ってラクラクと御殿までやってきたねずみがぴょんと飛び降り、ちょろちょろとすばやく走って・・・ちゃっかり1番乗りになってしまったのです!そして残念ながら牛は2番手に・・・。 その後続々と、虎・兎・龍・蛇・馬・羊・猿・鶏・犬・猪が到着しました。 ねずみにまんまとだまされた猫は、かわいそうに12番以内にも入ることが出来ず、たいそうねずみをうらんだそうです。そのことが理由で、今も猫はねずみを追い掛け回しているそうですよ。 世界各国にもこれと似た十二支にまつわる昔話があるそうです! これもご興味がある方は調べてみてはいかがでしょうか?
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