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トピックスバックナンバー

◆過去のトピックス

◆平成21年度「第15回神戸ルミナリエ」の開催

◆神戸建築物語デザインラリー
建築文化を活かした「デザイン都市・神戸」の推進

◆神戸ワイナリー(農業公園) 実りの秋を満喫しよう!神戸ワインの新しい話題続々

◆神戸花物語開催

◆神戸ファッションウィーク開幕!

◆「神戸観光」がますますお得で、便利に!

◆神戸ファッション美術館 特別展示のお知らせ

◆須磨離宮公園スプリングフェスティバル

◆早春の海で釣りを満喫! 神戸市立須磨海づり公園&平磯海づり公園

◆行こう!神戸」プレキャンペーン実施中!!

◆ 神戸市立森林植物園 「森の中のあじさい散策」

◆王子動物園オランウータンの赤ちゃん誕生

◆阪神・淡路大震災から15年
「震災資料展」と「神戸震災復興記念公園」へのごあんない

◆神戸市立博物館 特別展「海の回廊‐古代・中世の交流と美」

◆神戸ファッション美術館 特別展示
「モスリンと毛斯綸(もすりん)‐変貌する渡来布(とらいふ)の物語」

◆フラッグをリメイクした素敵なグッズがオークションに!
「神戸チャリティコレクション Love & Peace」

【新着トピックスへ】
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◆ 「神戸花物語2009」いよいよ開催!
 5万本が咲き誇るビッグスケールの花の祭典、第3回を数える「神戸花物語2009」が、3月13日(金曜)〜15日(日曜)、ポートアイランドの神戸国際展示場3号館で開催されます。様々な花の姿と催しを通して、神戸から「花のある暮らし」を提案します。
◆より神戸らしさを盛り込んで

 春らんまんの風景をいち早く皆さんに満喫していただこうと、例年より2週間早く開かれることになった今年の「神戸花物語」。今回はいっそう"神戸らしさ"にこだわり、市内で生産されている花が多数紹介されます。そのシンボリックな展示が、会場でまず皆さんをお迎えするメインオブジェ。テーマは、神戸スイーツをイメージした「こうべ花ケーキ」です。使用されるのは、北区淡河町(おうごちょう)で生産されたチューリップ約1万本、西区伊川谷町(いかわだにちょう)で生産されたビオラ、パンジーといった花壇苗約2万鉢など。開幕までの2日間で、市民ボランティアの皆さんによって制作され、高さ約6mの豪華な花のケーキがお目見えします。

 こうした神戸産の花をご自宅でも楽しんでいただこうと、今年も「こうべ花フェアゾーン」が設けられ、北区や西区などの産地から直送される新鮮で質の高い切り花や花壇苗が、市価よりも安く販売されます。

◆ステージイベントや体験教室も盛りだくさん

 展示・物販・体験ゾーンはさらに充実。「花の作品コンテスト」では、プロ・アマ問わず一般募集したガーデニングやフラワーアレンジメントなどの作品・約150点が展示され、審査員や来場者によって各賞が決定します。また切り花・鉢花・ラン・種苗・園芸資材・雑貨など花に関する様々な物品が販売される「Hana市場」、フラワーアレンジメントなどが気軽に体験できる「Hana教室」がオープン。フルーツ・フラワーパークによる「寄せ植え体験」や「兵庫県花き品評会」「栽培相談コーナー」などもあります。

 ステージイベントも魅力的なプログラムが盛りだくさん。「花のある暮らし実践講座」では、園芸研究科の富山昌克さん、大阪テクノ・ホルティ園芸専門学校の木下博さんを講師に迎え、「ベランダガーデニング」「寄せ植え」などをテーマに、一日2回ずつ公開講座が行われます。またステージ上で制作する過程が披露される「フラワーアレンジ・ライブステージ」「いけばなデモンストレーション」「花をモチーフにしたチョコレート細工の実演」のほか、神戸市混声合唱団による「歌の花束」や「花のオークション」「神戸の花PR&はなクイズ」などを開催。さらに会場では、神戸スイーツも味わえる「KOBE花カフェ」や「神戸空港友好都市の観光PRコーナー」「神戸花鳥園の展示」などもあり、見て・聞いて・参加して楽しめる内容となっています

◆来場者プレゼントも!

 開催時間は、午前10時から午後5時まで。入場は午後4時30分まで。期間中毎日、先着100名に神戸産の花苗をプレゼント。さらにIKEAポートアイランドで利用できるソフトクリームクーポンを毎日先着300名にプレゼント。会場には花や自然をモチーフにしたIKEAのファブリック(布地)で華やかな装飾も施されます。

 入場料は、大人前売400円、大人当日500円、中学生以下は無料です。前売券は3月12日までローソン、チケットぴあ、市営地下鉄・売店などで発売中。開催期間中に限り、「神戸花物語」の入場券の半券を提示すると、「神戸花鳥園」の入園料が割引になる特典も付いています。「神戸国際展示場」はポートライナー・市民広場駅からすぐ。ぜひお出かけください。

神戸花物語 2009
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◆ 神戸ファッションウィーク開幕!
  3月1日(日曜)から4月5日(日曜)まで第6回「神戸ファッションウィーク」が開催されます。3月8日の神戸コレクション、3月13日の神戸コレクションプリュスをはじめ楽しくお洒落なイベントが盛りだくさん!

 神戸ファッションウィークは、ファッション都市神戸をもっとお洒落で楽しい街にしよう、多くの人に神戸に来てもらおうと、地元企業、ショップ、行政等が連携し2006年にスタートしました。
以来、春と秋の年2回開催しており、今回で第6回目となります。

 神戸ファッションウィーク期間中、ファッションをキーワードに神戸がおしゃれに盛り上がる事を目標に様々な企業やショップが連携し、注目のファッションショーやライブイベント等が開催され、神戸のレストラン・カフェ・バー・ブティック等のショップでも 独自のイベントを実施します。

 また、神戸ファッションウィークの関連イベントとして、神戸ファッション美術館では現代ファッションに多大な影響を与え続けている巨匠たちの作品を一堂に公開する「ファッション写真展」を開催いたします。 あわせてお楽しみ下さい。

神戸ファッションウィーク
神戸ファッション美術館
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◆ 3月20日(金曜・祝日)から「神戸観光」がますますお得で、便利に!

「阪神なんば線」いよいよ開通! 奈良から三宮まで最短76分!!
3月20日(金曜・祝日)から、「阪神なんば線」がいよいよ営業を開始されます。阪神「三宮」駅と近鉄「奈良」駅の間が、乗り換えなしで、最短76分(快速急行)で結ばれます。ますます便利になる、神戸・難波・奈良にぜひ遊びに行ってみてはいかがですか!

阪神なんば線
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◆ 神戸ファッション美術館 特別展示のお知らせ
 神戸ファッション美術館では4月5日(日曜)まで、特別展示「華麗 大正浪漫―渡文コレクションの着物たち―」を開催しています。京都・西陣を代表する織屋の一つである渡文株式会社と、手織りミュージアム「織成舘」を運営する財団法人手織技術振興財団の貴重な所蔵作品より、「大正浪漫」着物の魅力についてご紹介します。
大正浪漫着物

 ぬけるような藍色と朱色のグラデーションや、大きな百合が唐草のように連なる模様。大正時代の着物の特徴の一つとして、補色の色合いや単色でのグラデーションなどかろやかな色あいの作品がみられます。縞柄を例にとると、縞の太さにランダムな変化をもたせたもの、縞の間に水輪模様と金魚や七宝繋ぎ模様などの具象的な模様が織り込まれ、さまざまに技巧の凝らされた縞の数々が並びます。また展示作品には多様な素材の夏着物も目にとまります。これは大正時代後半にみられるもので、涼しさを連想する秋草模様や団扇や石畳模様には、鮮やかな発色と共に銀糸が織り込まれています。洋装の図案が和装に取り入れられるのもこの頃からです。

  婚礼衣裳を中心とした大正時代のフォーマル着物は、江戸・明治時代の褄・裾模様の流れを汲むものですが、色は青、赤、紫など鮮やかな地色が多くなってきます。模様の範囲は大きくなり、西洋絵画にみられるような写実的な表現の花鳥模様が多く、洋花も目立ってきます。そしてその花々を包み込むように暈し表現が加えられると、うっとりとするような夢心を誘います。

ファッション美術館に日本画!?

 ガラスケースには妖艶な女性を描いた大正時代の日本画と、3枚の鶴をモチーフにした絵画が並びます(3月5日からは孔雀を展示します)。着物の意匠にも用いられる鶴を、明治・大正・昭和の3時代で比較対照し、それぞれの筆のタッチや彩色が醸し出す雰囲気をご覧ください。これは絵画にみられるのと同様に、着物の中にみられる模様の描き方にも時代ごとの違いを感じていただけないだろうかという試みです。また、図案画(会場では複写したものを展示しています)に描かれる着物の裾模様や総模様のデザインもご紹介しています。

 これらの作品は京都市美術工芸学校(現在の京都市立芸術大学)絵画科・図案科の卒業制作です。

展覧会関連イベント
  会期中には、現代に至るまでの着物をまとう暮らしや、さまざまな意匠の背景、和にまつわる技術をさまざまな角度からご紹介するイベントを開催します。講演会は、2月21日(土曜)に京都国立博物館名誉館員の切畑健氏による「ファッションにみる地域性―江戸時代の場合―」、3月14日(土曜)は「大正、昭和初期のモダン着物」と題して財団法人西陣織物館顧問の藤井健三氏にご講演いただきます。
ワークショップは、3月7日(土曜)に「糸布あそび 着物グリーティングカードを作ろう」、3月15日(日曜)は「モスリンでロウ染めのストールを作ろう」を行います。

 前期展示は3月3日(火曜)で終了し、3月5日(木曜)から4月5日(日曜)までは後期作品へと入れ替わります。本展覧会では特別に、着物で来館の方は入館料が無料となりますので、ぜひお着物でおでかけください。

神戸ファッション美術館
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◆ 須磨離宮公園スプリングフェスティバル
 今年は須磨離宮公園に植物園が併設開園されて30周年になります。盛り沢山 のイベントで皆様をお迎え致します。
植物園30周年

 須磨離宮公園は天皇の別荘「武庫離宮」跡に、今上天皇の御成婚記念として 作られた総合公園で、42年前に正式開園しました。東隣にあった敷地を植物園 とし整備して併設したのが30年前の4月28日です。この土地は、ドラマ「華麗 なる一族」のモデルとも言われる岡崎財閥の邸宅跡でした。岡崎家は岡崎汽船 や神戸銀行などを創設した財界の重鎮でしたが、約5ヘクタールの邸宅内には 蘭温室などもあり、また植物採集家フォーリーが日本で集めた貴重な標本の海 外流出を防ぐなど、植物への造詣も深かったようです。

 植物園には「観賞温室」やイタリア式の「花の庭園」、「梅園」、「もみじ 滝」などがあり、四季折々の花々をお楽しみ頂けます。

スプリングフェスティバル

  ゴールデンウイーク最終日の5月6日(水曜・祝日)までを会期としてフェ スティバルを開催しています。春秋のローズシーズンを前にした大型イベント です。

 今年は園芸界のプリンスとも言われる園芸研究家・トミーこと富山昌克氏の ガーデントークを中心とした植物園開園30周年イベントを4月29日(水曜・祝 日)に予定。また、植物とくらしに関する楽しい展示会「植物園開園30周年特 別展」や、離宮公園の前身・武庫離宮の庭園設計者である近代園芸・造園の先 駆者「福羽逸人展」も開催します。

 その他、恒例となっている山野草展や新緑茶会、子供の森で大冒険、むかし 遊び大会、マジックショー、コンサート、植物に関するクイズラリーのグリー ンアドベンチャー大会なども連休を中心に行います。

 これらの行事の多くは、各種市民グループのご協力を頂いてます。特に隣接 する神戸女子大学とは、2年前に全国初のキャンパスパーク連携(CP連携) を締結。明るく開放的な公園へと変貌しており、今回もいくつかのイベントで 女子大生が活躍します。

今後の展開

  離宮公園は近畿有数のバラ園として認知されつつありますが、この地が源氏 物語ゆかりの月見の名所や武庫離宮であったことなど、公園の歴史的・文化的 な側面にも力を入れて発信してきました。今年は植物園30周年イヤーですので 植物を強く意識し、天皇皇后両陛下の御成婚をお祝いした「スイセンプロジェ クト」で市民の方々からスイセンの球根の提供と植栽への参加を募集したり、 「みんなで探す四季の植物散歩」&「離宮探険ミニツアー」を毎月20日(休園 日の場合は翌日)に催したりと、更に充実を図って来園者へのサービスを向上 させていきたいと思っています。皆様のご来園をお待ちしています。

須磨離宮公園
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◆ 早春の海で釣りを満喫!
神戸市立須磨海づり公園&平磯海づり公園
 「須磨海づり公園」が開園してから、今年4月17日で33周年。「平磯海づり 公園」は今年9月1日に開園25周年を迎え、それぞれ当日無料開放されます。 四季を通じて様々な魚が釣れる海づり公園。海の表情が日ごとに明るさを増す 中、春を告げる魚も集まってきました。
女性にも人気の海づり公園

 海上の釣り台が沖合約500mまで伸びる「須磨海づり公園」は、一年中多くの 釣り客で賑わっています。船が苦手な方も船釣りと同じくらいの水深の場所で 釣れることや、貸竿(有料)があるため、手ぶらでも気軽に立ち寄れることな どが大きな魅力。最近はルアー(擬似餌)・フィッシングも増えてきたため、 生きたエサを使わずに済むことで、女性や若いカップルの釣り客も増えていま す。一方、全長1,400mの釣り場が東西に伸びる「平磯海づり公園」は、雄大な 明石海峡大橋を間近に眺められること、釣り場の柵やバリアフリー設備が完備 され、約400台収容の大駐車場も隣接していることから、子ども連れや身体障 害者の方も安心して利用できることが最大の魅力です。

  そんな須磨・平磯海づり公園のホームページの最新釣果情報に、春告魚と呼 ばれるメバルが頻繁に登場するようになりました。海水温が10℃前後の今のサ イズは13〜15cmといったところ。今年は海水温が例年よりやや高めということ もあり、これから日々成長し、大きいものでは30cmにもなります。メバルは産 卵のため、脂ののった成魚が浅瀬にやってくることから、その味わいも春が旬。 大きいものは刺身に、小さいものは煮付けにしていただくと絶品です。

須磨の新プラン「海づりdeバーベQ」が大好評!

  「須磨海づり公園」は山陽電車・須磨浦公園駅のすぐ海側にあり、山側には 「須磨浦山上遊園」があります。このロケーションを生かして昨年から始まっ たお得なプラン「海づりdeバーベQ」が大好評です。内容は「須磨海づり公園」 の基本釣り料金(4時間分)、「須磨浦山上遊園・ふんすいランド」にあるバ ーベキューテラスまでの乗り物運賃往復分(ロープウェイ、カーレーター、観 光リフト、回転展望閣)、バーベキューBセット(肉150g・野菜50g)がセ ットになったもので、大人3,030円、中人(13〜15歳)2,680円、小人(6〜12 歳)2,400円。いずれも両施設の料金が約3割引となっています。食材持込の テーブル貸しや肉増量のバーベキューAセットへの変更も可能(料金は異なる )。朝から釣りをして、ランチはバーベキューを楽しむ"一日たっぷり遊べる コース"としてファミリーやグループに人気です。ご利用は予約が必要で、前 日の午後4時までに「須磨海づり公園」へお申し込みください。

釣り大会も続々開催
  これから春にかけて、楽しい企画も目白押しです。須磨・平磯ともに、2月 15日(日曜)まで「1日フリー釣り感謝週間」を実施中。4時間の基本釣り料 金だけで一日中ご利用いただけます。2月21日(土曜)には「メールマガジン 釣り大会」を開催。海づり公園が配信しているメルマガの登録者以外も参加で き、お楽しみ抽選会も待っています。メルマガ登録者には豪華賞品が当たるチ ャンスもありますから、この機会にぜひご登録ください。また3月7日〜18日 は「メバル釣り大会」、3月20日には「メバルハード5」と題した釣りイベン トが開かれます。

 休園日は、須磨が火曜日、平磯は木曜日。なお2カ所とも2月16日(月曜) から20日(金曜)までは、施設点検のため臨時休園となります。リピーターの 間では「休園後は普段より釣れる」との声もあるそうで、5日間の臨時休園後 は狙い目かもしれませんね。

神戸市立須磨・平磯海づり公園
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◆ 行こう!神戸」プレキャンペーン実施中!!

 神戸のまちに多くのみなさんがお越しいただけるように、「行こう!神戸」プレキャンペーン「神戸元気宣言!!みんなで神戸に行こう!」を実施しています。キャンペーン期間中は、市内の主要観光施設で、無料開放や入場料の半額割引が盛りだくさん!ぜひ、元気な神戸に遊びに来てください!

「行こう!神戸」プレキャンペーン実施中!!
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◆ 神戸市立森林植物園 「森の中のあじさい散策」
 日本有数のあじさい園が、今年も美しく色づき始めました。森林植物園で25 種・5万株のあじさいが次々に咲く時期に合わせ、6月13日(土曜)から7月 12日(日曜)まで「森の中のあじさい散策」が開催されます。
様々な姿を観賞できる醍醐味

 何度訪れても見る人を魅了する森林植物園のあじさい。その魅力は、国内で も指折りの種類の多さと、緑の森を埋め尽くすように咲く圧巻の光景です。あ じさいとひと口に言っても、1カ月ほどの間にいちばんの見頃となる主役の花 が少しずつ移り変わっていくのは、森林植物園ならではです。まず6月上旬か ら中旬にかけて、六甲山の名花・シチダンカをはじめ、可憐な姿のコアジサイ、 大木に巻きついて這い上がるツルアジサイ、ヤマアジサイなどが見頃に。そし て6月後半は、あでやかな色彩のヒメアジサイ、クレナイ、ベニガクなどが咲 き始めます。さらに7月になると、大ぶりでカラフルな西洋アジサイが開花の ピークを迎え、いっそう華やかに咲き誇ります

   こうした開花状況は、森林植物園のホームページで随時見ることができます。 毎日、ベテラン職員の方が早朝からカメラを手に園内を観察。撮影した写真を すぐにアップし、みずみずしい花姿と観賞できる場所、特徴などを紹介してい て、全国のあじさいファンが楽しみにチェックされています。

自然の中に溶けこむ素敵な催し

 「あじさい散策」の期間中、森林植物園ならではの催しも多彩です。まずは、 緑のにおいや鳥のさえずり、光や風など、この季節の森と音楽を体全部で感じ ていただこうと、ふたつの屋外コンサートを企画。6月13日(土曜)は「エコ シンガー石田裕之 お散歩コンサート観察会」が開かれ、あじさいをテーマに、 植物の観察や解説と、アコースティックギターによる植物にちなんだ曲の弾き 語りなどを楽しむ趣向です。6月14日(日曜)は「森の親善特派員・稲本渡  紫陽花音クラリネットコンサート」。こちらは、あじさい園の中でクラリネッ トのやさしい音色が響き渡ります。

 6月13日(土曜)には「森のアートフェスタ2009」【8月6日(木曜)〜16 日(日曜)】のプレイベントとして、神戸親和女子大学の皆さんによる「あじ さいの絵を描こう」「森の木の細工ワークショップ」も開かれます。7月5日 (日曜)は「七夕まつり」と題し、名誉園長の真野響子さんを迎えて「あじさ い講演会」などを開催。7月4日(土曜)から7日(火曜)まで、短冊に願いを 書いて吊るす七夕の笹かざりも登場します。森林展示館では「あじさいを楽し む」「ボタニカルアート展」を開催中。そして今年も7月12日(日曜)までの 毎日、ゆかたを着て入園される方と同伴者お一人まで、入園料が無料になりま す。

お得な周遊チケットも発売開始
  夏山びらきを迎えた六甲山を満喫していただこうと、今月からお得な「アジ サイ・高山植物 観賞周遊チケット」がJR六甲道駅のみどりの窓口で発売され ています(森林植物園でも購入可)。森林植物園と六甲高山植物園の入園券、 JR六甲道駅からの公共交通機関の乗車券がセットになったもので、大人2,500 円、小人1,250円。発売期間と同じ7月5日(日曜)までの限定で運行される 「あじさい・高山植物シャトルバス」の利用や、両植物園での花のガイド、山 上施設の割引など、たくさんの特典も付いています。
森林植物園は7月12日(日曜)まで休みなく毎日開園。「あじさい散策」期 間中、平日は午前8時から午後5時まで、土曜・日曜は午後6時まで延長開園 されます。雨の日でも曇天でもなお美しいあじさいをお楽しみに、ぜひお出か けください。

神戸市立森林植物園
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◆ 王子動物園オランウータンの赤ちゃん誕生

 神戸市立王子動物園で飼育展示していますメスのボルネオオランウータン「 バレンタイン」(23歳)が2009年(平成21年)4月2日(木曜)に赤ちゃんを出産 しました。国内血統登録書によると日本でのオランウータンの出産例は過去に 76例あり、今回の出産は2007年の旭山動物園での出産以来、約1年8ヶ月ぶり 77例目となります。なお、王子動物園でオランウータンの出産に成功したのは 初めてです。当分の間、オランウータンは母子共に非公開となり、現在のとこ ろ公開時期は未定です。

王子動物園
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◆神戸ワイナリー(農業公園)
実りの秋を満喫しよう!神戸ワインの新しい話題続々

神戸市内でたわわに実ったワイン専用ぶどうから生まれた新商品が、この秋、次々に登場しています。すべてにこだわった神戸ワイン「PREMIUM」(プレミアム)が新発売され、まもなく今年の新酒「MINORI」(みのり)もお目見えします。また、収穫の喜びをみんなで分かち合う新酒まつりなど、素敵なイベント も盛りだくさんです。

 
◆今年の新酒とホイリゲの味わい

 神戸ワイン2009年新酒「MINORI」白(やや甘口)と赤(ライトボディ)が、 10月23日(金曜)に発売されます。8月下旬から順次、白ワイン用のリースリ ング、シャルドネ、赤ワイン用のメルロ、カベルネ・ソーヴィニヨンなど、ワ イン専用ぶどうが収穫・醸造され、すべての仕込み作業が順調に完了。今年は収穫期の天候に恵まれ、朝晩の気温も下がったことから、着色が進み、糖度も上昇。うま味のあるぶどうが収穫でき、清涼感あふれるフレッシュな味わいのワインに仕上がっています。白は、甘味と酸味のバランスが絶妙。赤は、軽やかな渋味にコクをプラス。ルビー色もいっそう鮮やかに登場します。

 そして今年も9月から限定販売が始まった「神戸ワインのホイリゲ」が大人気。ホイリゲとは、酵母を加えたぶどう果汁が完全に発酵するまでの液体です。
アルコール度数は3〜5%と低く、発酵過程の炭酸ガスとぶどう果汁が調和して、スッキリとした喉ごし。しかも高級品種のシャルドネを原料にしているため、コクがあり贅沢な味わいです。ホイリゲはワインの醸造場所でしか販売できないため、まさにこの時期、神戸ワイナリーだけのお楽しみ。11月30日(月曜)まで、1杯200円で販売中です。

◆大沢スペシャル・平野スペシャルのプレミアム

 新酒に先立って9月に新発売された神戸ワイン「PREMIUM」は、白(辛口)と赤(ミディアムボディ)の2種類。原料・収穫・醸造方法・ラベルなど、すべてにこだわった神戸ワイナリーの意欲作です。ぶどう畑と生産年を限定し、白ワイン用ぶどうは北区大沢町(おおぞうちょう)2地区のシャルドネを、赤ワイン用ぶどうは西区平野町(ひらのちょう)2地区のメルロをそれぞれ100%使用。徹底した選果を行い、神戸ワインで初めて木樽で発酵させるなど、特別仕込みを行いました。

 「PREMIUM」の白は、通常ステンレスタンクで発酵させるところ、木樽を使用したことで温かみのあるしなやかな味わいに。赤は、通常の神戸ワイン上級商品より長く、2年間ゆっくりと樽内で熟成させ、トロリとした厚い質感のある仕上がりに。
 どちらも、ぶどう本来の香りと樽の香りが芳醇な本格ワインです。白・赤各4,000本の限定品。洗練されたデザインのラベルには「KOBE OZO SPECIAL」「KOBE HIRANO SPECIAL」の文字が光ります。

◆ジュースシリーズも好評&イベント続々!

 神戸ワイナリーでは、ワインになる前のぶどう果汁も味わっていただこうと、この秋、「神戸で穫れたワイン用ぶどうのジュース」3種類を発売。いずれも手摘み収穫されたワイン専用ぶどうを100%使用し、無濃縮・無加糖の体にや さしいジュースです。今年初めてとなるシャルドネのジュースと、昨年大好評のうちに完売したメルロのジュースは、すでに今月から発売中。カベルネ・ソーヴィニヨンのジュースは、11月2日(月曜)から登場。こうした全商品の詳細 や購入方法は、神戸ワインのオンラインショップでご覧になれます。便利なネット販売の利用で、今では遠く北海道や関東方面からも注文が相次いでいます。

 また今週末から"おいしいイベント"が神戸ワイナリーで次々に開かれます。 10月18日(日曜)は、個性的なレストランやショップの味が勢ぞろいする、年に一度の「神戸マルシェ」。10月24日(土曜)〜25日(日曜)は「2009神戸ワイン新酒まつり」、10月31日(土曜)〜11月1日(日曜)は「2009秋の神戸ワ インまつり」を開催。どちらも新酒やホイリゲの無料試飲、屋台、有料の特別試飲会、世界のチーズや生ハムの販売、陶器まつりなどが行われます。神戸ワイナリーで楽しい秋の休日をお過ごしください。

◆神戸市立博物館 特別展「美しきアジアの玉手箱」
 シアトル美術館蔵 日本・東洋美術名品展

  シアトル美術館は、世界中の美術品を網羅するアメリカ屈指の美術館です。 その中核をなす東洋美術コレクションは約7,000件を誇り、この中から精選さ れた98件が、シアトルの姉妹都市である神戸にやってきました。同館のコレク ションがまとまった形で国外で公開されるのは、世界で初めてのこと。12月6 日(日曜)まで開催中です。

◆シアトル美術館の成り立ち

  エリオット湾、オリンピック山脈、ユニオン湖など、豊かな水と緑に囲まれ たその美しさから「エメラルド・シティ」の愛称を持つ、ワシントン州最大の 都市・シアトル。「Seattle Art Museum」の頭文字をとってSAM(サム)と呼 ばれるシアトル美術館は、地質学者で美術コレクターだったリチャード・フラー (1897〜1976)によって1933年に設立されました。フラーは東洋、特に日本の 美術を愛し、古代から近代にいたる絵画、彫刻、蒔絵、陶磁器などを収集した ことで知られます。中でも1936年に収蔵された6曲1双の屏風「烏図(からす ず)」は、今やシアトル美術館のシンボル的存在となっています。

 また美術史家のシャーマン・リー(1918〜2008)も、コレクション形成に大 きく関わった人物です。戦後の日本に滞在し、GHQ(連合国軍総司令部)の一 員として美術品を調査。その後の4年間をシアトル美術館副館長として過ごし、 この時期に日本・中国美術の名品が続々と収蔵されたと言われています。質・ 量ともに充実したシアトル美術館コレクションは、長い間、日本での公開が心 待ちにされていました。

◆全米屈指のコレクションが神戸に

 初めて実現した今回の展覧会は「日本美術」「中国美術」「韓国美術・その 他のアジア美術(ベトナム・タイ・インドネシア・インド・ネパール)」から 構成されています。おもな出品は、日本美術では、鎌倉時代の仏教絵画「地獄 草紙断簡(じごくぞうしだんかん)」、浦島が玉手箱を開けようとする姿を描 いた鎌倉時代の漆工の名品「浦島蒔絵手箱(うらしままきえてばこ)」、花魁 (おいらん)や町娘など職業や年齢が異なる女性たちをひとつの画面に描いた 葛飾北斎の「五美人図」、まばゆい金地と烏の大群の明暗対比が圧倒的な存在 感を放つ「烏図」など。日本にあれば重要文化財などに匹敵するような一級品 が、待望の里帰りを果たしています。

 また中国美術では、全米屈指のコレクションとして知られる陶磁器をはじめ、 青銅器、玉器、銀器、漆器や、唐時代の菩薩立像、金剛力士像などを展示。こ のほか韓国の青磁や白磁、タイの仏立像、インドネシアの仏頭、カシミールの 仏坐像など、東南アジアの逸品の数々も紹介。多彩な国や時代の名品がぎっし り詰まった「美しきアジアの玉手箱」と呼ぶにふさわしい珠玉のコレクション です。

◆神戸とシアトルは姉妹都市

 シアトルは、神戸市がいちばん最初に姉妹都市を結んだ都市。2007年には、 姉妹都市提携50周年記念の展覧会がシアトル美術館で開かれ、神戸市立博物館 の所蔵品142件を公開した「日本が夢見る西洋」展は大きな反響を呼びました。 姉妹都市提携以来、様々な交流事業を通じて友好を深めている両市。今回の展 覧会もまた、海を超えたすばらしい文化交流の機会となっています。

 会期中、子どもたちにもシアトルに親しんでもらおうと、ジュニアミュージ アム講座として「姉妹都市神戸とシアトルの歴史をまなぼう」を11月28日(土 曜)に開催。また「シアトル美術館展親子鑑賞会」が11月15日(日曜)に開か れます。いずれも参加ご希望の方は、10月30日(金曜)までに往復ハガキでお 申し込みください。ほかにも学芸員による講演会が、10月31日(土曜)と11月 21日(土曜)に開かれます。ぜひお出かけください。


◆神戸建築物語デザインラリー
建築文化を活かした「デザイン都市・神戸」の推進

 神戸市では、神戸の建築文化の魅力を広く知っていただこうと「神戸建築物 語」と題して、個々の建物に息づく「物語」や、地域にまつわる「歴史」をひも解くイベントを年2回開催しています。このほど「デザイン都市・神戸」の取り組みの一環として、これまでに蓄積された情報を「デザインラリー」として発信するとともに、「神戸建築物語デザインラリーマップ 歩いて楽しむ神戸建築めぐり」を作成。神戸市総合インフォメーションセンターなどで配布しています。

 
◆講演会と見学会で知る建築物語

 神戸には他都市に類を見ない優れた建築やまちなみが数多く存在します。北野の異人館街、旧居留地の近代建築群、御影・住吉周辺の山手の邸宅群、郊外に点在する茅葺民家や中世寺院など、いずれも現在の「神戸らしさ」を構成する歴史的文化的資源であり、観光資源となっています。遥かな歴史の中でひとつひとつの建物が生まれ、またその建物が歴史を刻んでいく。そこには様々な人が介在し、文化や暮らし、産業が育まれる…。個々の建物が持つそんな「物語」を掘り起こして、今に伝えたいと始まったのが「神戸建築物語」です。

 「神戸建築物語」は、単なる建物紹介ではなく、テーマを定め、講演会と見学会を組み合わせて開催。建物所有者や専門家が語り部となり、建築やそれに関わる人物、背景、地域、歴史、文化などを紹介しています。平成17年度から始まり、これまでに8回実施。建築に興味がある人、歴史が好きな人、神戸が好きな人など、毎回多くの参加があり、その内容や成果をホームページで紹介するとともに、マップ付きのパンフレットも作成しています。


◆建築めぐりに便利なラリーマップと携帯サイト

 今秋、新しく完成した「神戸建築物語デザインラリーマップ」は、これまでに「神戸建築物語」で取り上げた地区のうち、北野異人館エリア、旧居留地エリア、新港エリア、元町・栄町・海岸通りエリアを特集したものです。50近くの建物の写真とデータ、特徴などを見やすく、わかりやすく紹介。また携帯電話で読み込むQRコードも掲載され、携帯サイトにアクセスすると、それぞれの建物にまつわる人物や、普段見学できない内部の写真、明治・大正時代の姿な
ど、紙面に紹介しきれない豊富な情報を見ることができます。

 ひとつひとつの「物語」を知ると、まるでその建物が生まれた時代にタイムスリップするような感覚が魅力です。例えば、レトロな石造りのビルをファッショナブルなブティックが彩る現在の旧居留地。その一角に建つ「商船三井ビル(旧大阪商船神戸支店)」は、大正11年の完成当時、空調やエレベーターを備えた高層建築の最先端でした。設計者の渡邊 節は、この設計のためにわざわざ欧米を視察し、特にアメリカの高層建築技術を学んだと言われています。当時の商船会社の財力や港町の繁栄を映す、シンボリックな建物のひとつです。


◆こうべまちづくり会館で写真展も

 「神戸建築物語デザインラリー」では、「KOBEデザインの日」記念イベントや「神戸ビエンナーレ2009」などとも連動し、2つの関連事業を11月30日(月曜)まで実施中です。まずクイズラリーは、上記携帯サイトかラリーマップに付いている専用ハガキで、クイズと簡単なアンケートに答えて応募すると、抽選で素敵な賞品が当たります。クイズは「回転ドアが残る神港ビルヂングの1階にあるお店の名称は?」など、現地に行けばすぐ分かるもので、建築めぐりがより楽しめる趣向です。

 そして、元町商店街4丁目にある「こうべまちづくり会館」では「神戸建築物語まちかど写真展」を開催中。ハンセルの設計で明治23年に完成し、昭和20年に戦災で焼失した「神戸倶楽部」や、大正5年竣工、平成7年の震災で解体された「旧三井銀行神戸支店」など、戦前の建物を中心に、昭和7〜10年頃の貴重な写真や地図などが展示されています。この機会に改めて神戸建築の魅力にふれてみてください。



◆平成21年度「第15回神戸ルミナリエ」の開催

「神戸ルミナリエ」は、阪神・淡路大震災犠牲者の鎮魂の意を込めると共に、 都市の復興・再生への夢と希望を託し、大震災の起こった平成7年の12月に初 めて開催以来、「神戸ルミナリエ」は、震災の記憶を後世に語り継ぐとともに 神戸の希望を象徴する行事として、多くの皆様に支えられて継続開催し、神戸 ルミナリエ組織委員会・実行委員会において、12月3日(木曜)から14日(月 曜)までの12日間に「第15回神戸ルミナリエ」の開催が決定しました。


◆開館15周年記念のクリスマスも魅力たっぷり
オルゴールミュージアム ホール・オブ・ホールズ六甲

  1994年7月に開館し、1996年、自動演奏楽器を中心に集めたミュージアムとし て、全国で初めて博物館相当施設に指定されました。19世紀後半から20世紀初 頭にかけ欧米で親しまれていた自動演奏楽器の鑑賞をはじめ、手回しオルガン の演奏体験やオルゴールの組立体験など、多彩な楽しみ方が魅力です。またオ ルゴール・スタジオに新設備を導入して始まった「神戸オルゴール」の発売も 好評です。

 

◆ドイツをイメージしたクリスマス

  六甲山の森に溶け込むように南ドイツ風の建物が佇む「ホール・オブ・ホール ズ六甲」では、12月25日(金曜)まで「開館15周年記念 オルゴールミュージ アムのクリスマス」を開催しています。聴いて楽しむだけでなく、目で見ても 楽しんでいただこうと、エントランスホールには、ドイツ生まれのくるみ割り 人形や、アンティーク・オルゴールを内蔵したドイツ製のツリー立てに生木を 挿して展示。これは、実際にドイツの食卓などに置いて親しまれていたもので、 ぜんまいを巻くと2曲入りのオルゴールが可憐な音色を奏で始めます。

 そして大きなクリスマスツリーが飾られた展示室では、自動演奏楽器の解説と ともに、その音色をじっくりと鑑賞できます。期間ごとにテーマを替える特集 コンサートでは、クリスマスシーズンに上演されるバレエ「くるみ割り人形」 の曲が。レギュラーコンサートでは、讃美歌やクリスマスソングなどが紹介さ れています(1日7回ずつ、各回15〜20分間)。ひと口に自動演奏楽器といっ ても、その種類は実にさまざま。ドイツ製ディスク・オルゴール、スイス製シ リンダー・オルゴール、ベルギー製自動演奏オルガンをはじめ、自動演奏ヴァ イオリンや自動人形などが多数あり、100年前の音色が時空を超えて響き渡り ます。

 

◆Made in KOBEのオルゴール

 ミュージアムショップ横にあるオルゴール・スタジオでは、同館の専門スタッ フが19世紀の職人と同じように手作業で、オーダーメイドのオルゴールを制作 しています。またディスク・オルゴール用に直径約40cmサイズの新規ディスク を制作することもでき、編曲から特殊機械によるプレスまで一貫して手がけま す。現在、同規模のディスクを制作できるのは、世界でもわずか4カ所、国内 では2カ所という貴重さ。しかもミュージアムで制作しているのは、国内で唯 一ここだけです。

 さらに今年7月、オルゴール・スタジオに新設備が導入され、希望の曲や最新 の曲で作る「神戸オルゴール」の発売が始まりました。これは専門スタッフの 技術・研究と情熱が結びついて誕生した「Made in KOBE」の新ブランド。来館 者が好みの曲とケースを選んで注文すると、その場で櫛の歯の組付作業などを 行い完成させます。曲目は約50曲用意され、リストにない曲の場合は、独自編 曲も別料金で可能です。発売開始以来、お土産としてだけでなく、大切な人へ のプレゼントや記念品としても人気を集めています。


◆予約制のスペシャル・ナイト・コンサートも

 館内のシュトラウス・カフェは、入館者以外の方も利用できることから、オル ゴールの音色とアンティーク家具に囲まれ、静かな時を過ごしに訪れる人も多 いそうです。ウイーン風の午後のコーヒータイム「ヤウゼ」にちなんで好きな ケーキと飲み物が選べるセットや、ドイツの郷土料理を味わえるランチメニュー が好評です。

 そして今年も、有料・予約制の「オルゴール・スペシャル・ナイト・コンサー ト」が12月19日(土曜)、20日(日曜)、23日(水曜・祝日)、24日(木曜) に開かれます。今回は室内合唱団のゲスト出演があるほか、シュトラウス・カ フェでシュトレン、ソーセージ、グーラッシュといったドイツのクリスマスに ちなんだ軽食が用意されます。冬は一年で最もオルゴールの音色が澄んで響く といわれます。心に染み入るような極上の音色に包まれるひとときを、大切な 人と一緒にお楽しみください。

 

◆阪神・淡路大震災から15年
「震災資料展」と「神戸震災復興記念公園」へのごあんない

 阪神・淡路大震災から15年となる1月17日(日曜)、犠牲となられた方々の慰霊と鎮魂のため、そして震災から生まれた「きずな・支え合うこころ」を次世代に語り継いでいくため、市民と神戸市の連携によって「阪神淡路大震災1.17(いちてんいちなな)のつどい」が、市役所南側の東遊園地で催されます。1月17日は、震災の教訓と防災意識を新たにする日でもあります。東遊園地とともに、みなさんにぜひ足を運んでいただきたい場所があります。

◆初公開される消防局の震災資料

 市役所1号館2階の「市民ギャラリー」で、1月17日(日曜)から28日(木曜)まで「震災資料展」が開かれます。これは震災から15年を機に、市民の協働と参画による防災事業の原点を見つめ直そうと、神戸市消防局が保有する震災当時の写真や資料などが初めて一般公開されることになったものです。

 消防局には、記録資料として、消防関係者らが撮影した約4,500点の震災関連写真などが保管されています。倒壊建物内での救出の様子など、そのまま展示すると、当時の悲惨な状況を思い起こさせるものも多いことから、まずは選別作業を行うことに。被災者の心情に配慮するとともに、様々な角度から検証するため、最初に消防職員が選定し、その後、若い世代にも向き合ってほしいとの思いから、神戸学院大学の水本浩典(みずもとひろのり)教授とそのゼミ生たちに依頼しました。

 「震災資料展」では、こうして選定された震災関連写真約800点をはじめ、震災1カ月後に当時の消防隊員らが心情を記した震災手記52編、さらに震災を教訓に始まった防災福祉コミュニティや防災教育などの様子が紹介されます。消防局では、ひとりでも多くの方に足を運んでいただき、限りある命の大切さとともに、助け合うことの尊さを再認識してほしいと願っています。会場では、神戸市人権推進課による「子どもたちへのメッセージ展」も合同開催されます。
「市民ギャラリー」の開館時間は、月〜金曜は8時15分から18時まで、土・日曜は10時から18時までです。

◆震災を語り継ぐ場所・神戸震災復興記念公園

 一方、東遊園地の南東側、JR貨物神戸港駅の跡地・約5.6haで整備が進められてきた「神戸震災復興記念公園」の開園式が、1月17日(日曜)13時30分から行われます。この公園は、都心の防災機能を充実させるとともに、市民活動や震災の経験を語り継ぐ拠点となるもので、基本計画や整備段階から市民の方々が参画し、開園後も「市民と協働でつくり続ける公園」をめざしています。

 防災機能としては、災害時の避難場所となる芝生広場、雨水貯留槽、停電時にも役立つソーラー照明、備蓄倉庫などを整備。「語り継ぎ広場」には、震災で生まれた歌「しあわせ運べるように」の歌碑が設置され、被災した樹木や石などを配し、震災の記憶をとどめます。さらに神戸のまちが復興から発展へと前進する姿を、木々の成長とともに見つめていこうと、市民が主体となって「もりづくり」を継続。今春には、3回目となるドングリの苗木の植樹が行われるほか、4月からニュースポーツ広場や苗圃(びょうほ)の本格的な利用も始まります。

 開園式では、11月末から公募されていた公園の愛称が発表され、参加者全員で「しあわせ運べるように」を合唱。式典後は「活動はじめ」として、災害用仮設トイレの展示、防災備蓄倉庫の見学、花みどり工房の展示や園芸相談、ニュースポーツの実演などが行われます(雨天の場合は式典のみ)。こちらも、ひとりでも多くの方のご参加をお待ちしています。


◆神戸市立博物館 特別展「海の回廊‐古代・中世の交流と美」

 神戸市立博物館で、1月16日(土曜)から3月7日(日曜)まで、特別展「海 の回廊‐古代・中世の交流と美」が始まります。古来、海は人やモノをもたら し、ミナトは交流の窓口となってきました。東アジアにつながる瀬戸内海の港 町として栄えてきた神戸の歴史や文化を振り返ると、あらためてこのことに気 付かされます。

 今回の特別展では、古代から中世の東アジアを視野に入れ、海と人々とのかか わり、海をめぐる交流の実態、それによって生み出された魅力あふれる文化の 諸相を、考古・歴史・美術の三部門にわけてご覧いただきます。神戸にまつわ る作品や資料を含め、国宝19件、重要文化財47件など約170件の作品や資料で、 交流と美の世界をぜひお楽しみください(会期中展示替えがあります)。それ では展覧会に先立って、代表的な作品を紹介しましょう。

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 第1部の「海を支配した豪族」では、船の埴輪(はにわ)、高度な技術で出来 た甲冑(かっちゅう)・農工具などの鉄製品、きらびやかな金・銀・金銅製の 装身具や馬具などを紹介し、支配者が海の回廊を通じて何を求めたのかを探り ます。藤ノ木古墳や誉田(こんだ)丸山古墳の金色に輝くアクセサリー類の高 度な彫金技術には驚かされます。

 第2部の「海をめぐる武士と僧」では、瀬戸内海における港の修築、港町の仏 教について、平清盛、僧の重源(ちょうげん)など歴史上の人物の事績をとり あげます。とくに清盛の築島は難工事だったようで、松王丸が30人の人柱の身 代わりとなる哀話が生まれました。これを題材とした日本民藝館の築嶋物語絵 巻は、まるで子どもの絵のようにもみえる愛くるしい人物表現、ルールに全く 無頓着な構図や描写が特徴で、人柱の哀しい物語なのにこの絵巻にはほのぼの とした不思議な雰囲気が満ちています。近年「稚拙美」の作品として話題と なっているものです。

 第3部の「海を越えて響きあう美の世界」では、大陸からもたらされた仏教美 術をどのように受容し変容させたのかを、神戸周辺に伝来する作品を中心に浮 き彫りにします。垂水区の転法輪寺の天部形(てんぶぎょう)立像(りゅうぞ う)は太い眉、大きく見開いた眼、分厚い唇などに仏教が生まれたインドのエ キゾチックな雰囲気が見られます。一方ほっそりとした体つきや衣装の浅くリ ズミカルなしわなどは平安時代後期に好まれた造形表現です。インドから海を 越えて伝来した仏教が日本固有の信仰と融合したことを物語る貴重な例といえ ます。また西区の性海寺の如意輪観音像(にょいりんかんのんぞう)には、中 国、宋・元の幻想的な美の世界の影響が濃厚に表れています。

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 会期中には、記念講演会やインフォメーションスタッフによるスライド解説、 こども向けのワークショップなどを予定しています。事前申し込みが必要なも のもありますので、詳しくは下記ホームページをご覧ください。


◆神戸ファッション美術館 特別展示
「モスリンと毛斯綸(もすりん)‐変貌する渡来布(とらいふ)の物語」

 神戸ファッション美術館では、3月30日(火曜)まで、特別展示「モスリンと毛斯綸(もすりん)‐変貌する渡来布(とらいふ)の物語」を開催しています。

「モスリン」とは、もともとは、メソポタミア(現在のイラク)の都市モスルで織られた薄地の平織の木綿布のことです。これをアラビア人がモセリニと名付けて輸出し、フランスでモスリンと称されました。

「毛斯綸(もすりん)」は、日本では羊などの毛を梳毛した平織の織物です。
江戸末期にヨーロッパより輸入され、薄くて柔らかで発色の鮮やかな毛織布に人々は魅了されました。

今回の展示では、「モスリン」という同じ名前を持つ、コットンとウールで織られたそれぞれの布の持つ魅力について、日本の長襦袢や子ども着物、インドやフランスの宮廷衣装を中心に、製作工程などの関連資料など約200点よりご紹介します。

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当初輸入品として日本に入ってきた「毛斯綸(もすりん)」は、明治期に入ると国内での染織加工技術の発達とともに製織が可能となり、庶民の着物や襦袢(じゅばん)、帯、子どもの着物などとして広く普及しました。明治後期には生産量および消費量は飛躍的に拡大し、大正期にはジャポニスムがもてはやされたヨーロッパへと輸出されました。

大正期から昭和初期にかけては、洋反物業者によって新しいモチーフと斬新な意匠が毎月発表されました。更紗模様や幾何学模様、チューリップやバラを描いた洋花模様など多彩な絵柄が、鮮やかな色彩で描かれました。絞り染めの一種である鹿の子絞りを、プリント技法を用いてデザインに取り入れているのも、モスリンの柄ゆきの特徴の一つです。

現在も行われている手捺染での染色工程や、ウールモスリンの製作関連資料や映像も合わせてご紹介します。

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 インドでは、「風をまとう布」と形容されるダッカ木綿を使った、極めて薄い布が生産されました。たおやかで繊細な生地はヨーロッパでも貴族の憧れの的となり、装飾品や宮廷衣装に用いられました。マリー・アントワネットも愛用 したシュミーズドレスは、その薄さや身体に沿ったラインから下着や夏の室内着にも思われますが、冬にも用いられた宮廷衣装です。インドから輸入された白いモスリン地のドレスは、それまでの重厚で、装飾的なローブにとって代わるほどに魅力のあるものでした。

 また、西インドのグジャラートや東インドのベンガル地方の極細の綿糸で作られた布は、朝霧の中の湿度を伴わなければ織れないほどの、薄さと空気を含んだやわらかさを持っていたと言われています。ダッカモスリンは、金糸や銀糸を織り込んだもの、白糸でさまざまな技法を駆使した布で、4枚5枚と重ねても透けるほどに精緻な技術が感じられます。

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 会期中には、「野染め・みんなでモスリンを染めよう」「ロウ染めのモスリンスカーフを作ろう」のワークショップや、「モスリンを着てみよう」「ファッションショー」、ギャラリートークやミュージアムツアーなどを予定しています。

事前申し込みが必要なものもありますので、詳しくは下記ホームページをご覧ください。

本展覧会では特別に、着物でご来館の方は入館料が無料となります。
ぜひお着物でおでかけください。



◆フラッグをリメイクした素敵なグッズがオークションに!
「神戸チャリティコレクション Love & Peace」

 第8回を数える「神戸ファッションウィーク2010 春夏」が2月26日から3月28日まで開催され、神戸を舞台に、ファッションをテーマにした約30以上の多彩なイベントが繰り広げられています。そのひとつとして、今回初めて「神戸チャリティコレクション Love & Peace」を実施。「神戸リメイクプロジェクト」のプレイベントにも位置付け、"おしゃれな目線でエコを楽しもう"をコン セプトに、ファッションとエコロジーの融合を新しいカタチで提案しています。

☆★☆ 逸品ぞろいのリメイクグッズ ☆★☆

 「神戸チャリティコレクション Love & Peace」は、神戸の人材、センス、ものづくりの技、リメイクして活用するエコの精神、慈善募金といった多くの要素が詰まった、意欲的な新企画です。神戸ファッションウィークで使用されたフラッグを材料に、神戸のファッション関連企業や学校のクリエーターたちが、世界にひとつだけのグッズを製作。それらをインターネットの「楽天オークション」で販売し、売上をすべてユニセフに寄付するというものです。オークション期間は、3月17日(水曜)〜28日(日曜)。これに先立ち、実物の全10 作品が、三宮のそごう神戸店2階で3月16日(火曜)〜22日(月曜・祝日)、展示されます。

 リメイクグッズ製作を手がけたのは、(株)アシックス、(株)ファミリア、(株)フェリシモ、神戸海星女子学院大学、神戸松蔭女子学院大学、神戸ファッション専門学校、神戸女子大学の7団体・10組。使用済みのフラッグが、さまざまなクリエーターのアイデアとセンスによって新しい命を吹き込まれ、スタイリッシュなグッズによみがえりました。完成したのは、バッグ、ジャケット、ポーチ、きせかえランドセル、うさぎのトイズ、くまのぬいぐるみなど。いずれもカラフルでファッショナブル、機能性や手ざわりにもこだわった逸品ぞろいです。

☆★☆ ファッションを通したエコライフを提案 ☆★☆

 神戸ファッションウィークでは第5回開催時から、オフィシャルガイドブックの表紙と統一デザインのフラッグを製作し、メインストリートやイベント会場などに掲示しています。毎回テーマカラーを定め、メッセージや開催期間も盛り込むため、前回のフラッグは次回に使えないものの、状態の良いものは保管されていました。そこで「神戸ファッションウィーク実行委員会事務局」では「捨てるのはもったいない。ファッション関連の人材育成につながるツールとして活用できないか」と考えるように。そして前回から新しい試みが始動し、リメイクされた試作品が好評だったことから、今回初めてオークション販売とチャリティに至る流れが実現しました。

 さらにこの企画をプレイベントとして「神戸リメイクプロジェクト」を進め、今夏には「第1回神戸リメイクファッションコンテスト」が行われることに。
一度役目を終えた、自分自身や家族の思い出のある服を活用し、アイデアとセンスで今風によみがえらせ、自分だけの一着を楽しみましょうという公募展です。「古いものを大切に。家族の歴史や愛情も、リメイクして身にまとうことで受け継いでいける」こんな思いをベースに、実行委員会事務局では、義務ではなく、楽しみながらできる"エコなライフスタイル"を神戸から発信したいと願っています。

☆★☆ おしゃれなエコグッズのプレゼント企画も ☆★☆

今回の神戸ファッションウィークでは、統一デザインをあしらったエコバッグや、ティッシュペーパーのムダ使いを抑えるハンカチなどのオリジナルグッズも製作。ゴミを増やさず、資源を大切にするエコライフを進めてもらおうと、プレゼント企画に盛り込んでいます。こうしたグッズのほか、「神戸チャリティコレクション Love &Peace」の全作品は公式ホームページでご覧になれます。
お気に入りのリメイクグッズがあれば、ぜひオークションにもご参加ください。また神戸ファッションウィークに参加しているカフェやブティックでは、期間中、特別メニューやプレゼントなど各店独自のサービスも展開されます。こちらもどうぞお楽しみください。


◆色鮮やかに輝くみなと神戸のシンボル
「神戸ポートタワー」全面リニューアル

 神戸港振興協会の50周年を記念して、昨年11月から進められてきた「神戸ポー トタワー」の施設・設備の全面的な改修工事が完了。4月28日にリニューアル オープンしました。全面塗装更新やバリアフリー化をはじめ、LED(発光ダ イオード)を使用した新たなライトアップ、展望室の星空の演出、床の一部ガ ラス化、トイレのオストメイト対応など、新しい機能と魅力が内外に加わりま した。

☆★☆ 今年47歳になる神戸ポートタワー ☆★☆

 神戸ポートタワーの誕生は、1963(昭和38)年11月。当時の神戸市長だった 原口忠次郎氏が、日本でも指折りの港である神戸港の機能や施設を多くの市民 に見ていただき、神戸港を身近に感じてもらおうと、魅力あるタワーの建設を 発案。神戸開港90周年記念事業として「神戸国際港湾博物館」(現在の神戸海 洋博物館)とセットで建設されました。

 真っ赤な鼓(つづみ)型の神戸ポートタワーは、高さ108m。まっすぐな鋼鉄パ イプを斜めに組み合わせた構造ですが、遠くから見ると緩やかに曲線を描いて いるような美しいシルエットです。外側の赤色、内側の白色は、神戸の空と海 の青、山の緑に鮮やかに映えるようにとの思いから。完成当初からライトアッ プが行われ、昭和38年度の日本建築学会作品賞、照明学会照明普及賞など、数 々の賞を受賞しました。

☆★☆ 充実の機能とロマンティックな演出 ☆★☆

 今回の改修工事で、17年ぶり4回目となる塗り替えを実施。過去3回は上塗り でしたが、今回は外側・内側ともに古い塗料をはがしての全面塗り替えとなり ました。バリアフリー化については、新たに1階と2階をつなぐエレベーター を設置し、1階トイレにはオストメイト(人工肛門・人工膀胱保有者)機能を 付加。各階の手すりなどに点字機能を加え、床の点字ブロックも増設。さらに エレベーター内で流れる観光ガイドのナレーションにも英語が加わり、二カ国 語でのご案内となりました。

 こうした機能面の充実に加え、演出面でも魅力が倍増。展望室5階の天井に、 光ファイバーを駆使した満天の星空が出現しました。星座や天の川など約1,500 個の星が煌めき、ガラス越しに広がる街の夜景と相まって、光の渦に包まれた ようなロマンティックな空間を体感できます。以前からある展望室3階のスカ イラウンジでも、360度回転するターンテーブルで、ワインなどと一緒に大パノ ラマが堪能でき、観光スポットとしてはもちろん、とっておきのデートスポッ トとしてもおすすめです。

☆★☆ 光が躍る新しいライトアップに ☆★☆

 そして、外から見る夜の眺めも一新。内側の鉄塔部分に約7,000個のLEDが整 備され、光が躍るような、カラフルで躍動感あふれるライトアップが楽しめる ようになりました。虹のような色彩のグラデーションや花火の模様など、40パ ターンを自在に操り、夜の港を華やかに彩ります。ライトアップは毎日、日没 から23時まで。今後は、特別な日やイベントなどにも合わせ、光を通してさま ざまなメッセージを発信していく予定です。

 リニューアルを記念して、5月の毎週土曜・日曜には、神戸ポートタワーの地 上周辺でイベントが行われるほか、5月28日(金曜)と29日(土曜)は高知や 宮崎などの物産展、30日(日曜)は都市型マルシェを開催。神戸港振興協会で は、今回のリニューアルを機に、魅力ある神戸のウォーターフロントを存分に 楽しんでほしいと願っています。神戸ポートタワーと神戸海洋博物館へ何度で も入場でき、神戸港クルーズの乗船割引が受けられるなど、多数の特典が付い た「みなと振興友の会」会員も随時募集しています。


◆神戸市立博物館 特別展
「トリノ・エジプト展 ―イタリアが愛した美の遺産―」

 イタリアの「トリノ・エジプト博物館」は、ロンドンの大英博物館やパリの ルーヴル美術館などと肩を並べる世界屈指のエジプトコレクションを誇ります。 33,000点にもおよぶコレクションの中から、1824年に収蔵されて以来、初めて館外出品される「アメン神とツタンカーメン王の像」をはじめ、大型彫像、ミイラ、彩色木棺、パピルス文書、ステラ(石碑)など、選りすぐりの約120点を日本初公開。神戸市立博物館で5月30日(日曜)まで開催中です。

☆★☆ エジプトコレクションの成り立ち ☆★☆

 トリノ・エジプト博物館のコレクションの歴史は古く、17世紀前半にまでさか のぼります。その中核をなすのは、ナポレオンのエジプト遠征に従軍し、フラ ンスの総領事となったベルナルディーノ・ドロヴェッティがエジプトで収集し たコレクションが、イタリア王国の前身・サルデーニャ王国によって購入され たもの。さらに、1894年に同館館長に就任したエルネスト・スキアパレリが、 収蔵品をさらに獲得するため、1903年から1920年の間、エジプト各地で発掘調 査を実施しました。

 コレクションの中でも特に、王や王族の墓の造営に携わった職人たちが生活し ていたテーベ西岸のディール・アル=マディーナ遺跡で発見されたステラ(石 碑)、ピラミディオン(小ピラミッドの頂上部の石)、オストラコン(石灰岩 の剥片)、彫像、道具類などは、当時の人々の信仰や生活を知る上で、たいへ ん貴重なものとなっています。これらは同館への収蔵以後、イタリア国外に出 たことがないものも多く、イタリアの至宝ともいえます。

☆★☆ 門外不出のツタンカーメン王が初来日 ☆★☆

 今回の特別展では、同館の33,000点におよぶ膨大なコレクションの中から選り すぐった約120点が、「トリノ・エジプト博物館」「彫像ギャラリー」「祈り の軌跡」「死者の旅立ち」「再生への扉」の5章構成で公開されています。 金属のような光沢のある「イビの石製人型棺の蓋」や、ミイラの上に中蓋を置 く3層構造の彩色木棺、数メートルに及ぶパピルスに描かれた「死者の書」な ど、いずれも古代の遺物でありながら、保存状態の良さやその鮮やかな色合い に目を見張ります。

 最大の見どころは、これまでトリノ・エジプト博物館が門外不出として守り続 けてきた「アメン神とツタンカーメン王の像」が、初めて館外出品され、日本 初公開を果たしたこと。今から約3,300年前のエジプトに生きた王の姿を表した 彫像は、世界でも数少なく、非常に重要なものです。こちらも紀元前1300年ご ろの石像でありながら、身体の線や、細やかに刻まれた衣装のヒダが美しく、 当時のままに残されています。

☆★☆ 照明と鏡を駆使した現地トリノ演出法を再現 ☆★☆

 今回のもうひとつの話題は、現地トリノの展示室と同じ演出法が取り入れられ ていることです。同館では2006年の冬季オリンピック開催に合わせ、映画「ア ビエイター」「スウィーニー・トッド」の美術監督としてアカデミー賞を2度 受賞したダンテ・フェレッティに依頼して、大型彫像が並ぶ彫像ギャラリーを 改修し、照明と鏡を駆使した展示空間に仕立て上げました。そのドラマティッ クな演出を神戸会場でも再現。2メートル級の大型彫像群がライトに照らし出 され、神秘的に浮かび上がっています。古代エジプト美術の粋を集めた今回の 特別展をどうぞお見逃しなく。


◆春の六甲山を舞台に開催!
「アースデー2010 六甲山スプリングフェスタ」

 4月22日は「アースデー」、地球環境について考える日です。これにちなんで、 春の六甲山を舞台に、身近にある豊かな自然を楽しみながら、環境のことを考え ていただこうと、4月24日(土曜)と25日(日曜)、「アースデー2010 六甲山 スプリングフェスタ」が開催されます。フレッシュな息吹の中で、健康づくりや 自然の魅力を満喫できるイベントが盛りだくさんです。

☆★☆ 「神戸・六甲山ツーデーウオーク」を初開催 ☆★☆

 メインイベントは「第1回神戸・六甲山ツーデーウオーク」。「自然を感じて、 笑顔で歩こう、六甲山!」を合言葉に、ゆっくり歩いて巡ることで、六甲山が持 つ自然や眺望、歴史、文化など様々な魅力を体感し、健康づくりにも役立ててい ただこうと企画されました。ウオーキングコースは、生田川公園や王子公園とい った市街地から出発するコース、六甲山上から出発するコースなど、4kmから16 kmまで全6コース。このうち3コースは、ゴミを拾いながら歩く「クリーン・ウ オーク」に設定され、環境保全への貢献を実感していただけるとともに、子ども たちも気軽に歩けるコースになっていて、ファミリーにもおすすめです。

 ツーデーウオークへの事前申込は、4月7日(水曜)まで受付中。ツーデーウオ ークの参加者には、ゼッケン、コース地図、完歩証の配布に加え、たくさんの特 典付き。コース内の六甲山上施設が入園無料になるほか、第1回開催記念バッジ とTシャツをプレゼント。さらにホテル宿泊券やレストラン食事券などが当たる 「お楽しみ抽選会」がゴール地点で待っています。事前申込ができなかった方は、 開催当日、各スタート地点でのお申込も可能です(記念品の一部が変更になる場 合もあります)。参加費の一部は、六甲山上の緑化推進のために寄付されます。

☆★☆ メイン会場は六甲山カンツリーハウス ☆★☆

 ツーデーウオーク全コースのゴール地点となる六甲山カンツリーハウスでは、メ イン会場として、2日間にわたって素敵なイベントが繰り広げられます。多彩な ブースが出展し、環境・自然・六甲山について紹介されるのをはじめ、六甲高山 植物園のあじさい苗木、六甲山オリジナルブランドのスイーツ、地元兵庫県産の 野菜、野生丹波鹿を使ったカレーなどが販売されます。さらにアウトドア体験イ ベントとして、パラグライダー体験やノルディックウオーク体験(電話予約制・ 先着順)、ボルダリング体験や丸太切り体験&クラフト作り(当日受付・先着順) を開催。神戸を中心とした関西の学生バンドによるジャズ演奏もあります。

 これらのイベントは、どなたでもお楽しみいただけます。ツーデーウオーク参加 者以外の方は入園料が必要です。六甲山カンツリーハウスの営業時間は、この2 日間に限り、9時から18時まで延長。雨天の場合は、ツーデーウオークと抽選 会(ツーデーウオーク参加者が対象)のみ行われます。当日は公共交通機関を利 用してご参加ください。

☆★☆ 山上施設も今シーズンの営業開始 ☆★☆

 春の訪れとともに、冬季休業していた六甲山上施設の六甲高山植物園、六甲山 フィールド・アスレチック、六甲山カンツリーハウスで、次々に今シーズンの営 業が始まりました。4月29日(木曜・祝日)からは、六甲高山植物園、六甲山カ ンツリーハウス、ホール・オブ・ホールズ六甲、六甲ガーデンテラスで、山岳リ ゾートの魅力を満喫できる「六甲山のスイスフェア」もスタート。これから初夏 にかけては、清々しい新緑が訪れる人を魅了します。可憐な花々、鳥のさえずり、 吹き渡る風の匂い、空の色…。市街地からすぐに行ける"神戸の里山"には、心地 よい自然の中で過ごせる素敵な休日が待っています。春の六甲山へぜひお出かけ ください。


◆神戸夜景のランドマークを省エネ化
山麓電飾がすべてLEDになりました!

 神戸中心部の山麓で輝く「市章」「錨(いかり)」「北前船(きたまえぶね)」の電飾。このほど「錨」と「北前船」の省エネルギー設備工事が完了し、2月10日からすべての山麓電飾がLED(発光ダイオード)になりました。LEDの消費電力は白熱球の10分の1以下で、これまでのように毎年電球を交換する必要もなく、鮮やかな光はよりクッキリとシャープに。省エネ化を進め、エコロジーにも配慮した神戸ならではの山麓電飾は、毎晩、日没30分後から夜11時まで点灯しています。

☆★☆ 神戸の歴史とともに登場した山麓電飾 ☆★☆

 3つの山麓電飾は、それぞれ神戸の歴史の節目とともに誕生しました。最も古いのは、市章山の標高275m地点にある「市章」です。明治40年、神戸港起工式を記念して市章の形にマツを植栽。昭和8年、「第1回みなとの祭」を記念して裸電球で市章形を電飾し、以後毎年、祭の時だけ点灯されるように。そして昭和42年、「神戸開港100年記念事業」として永久電飾が始まりました。平成15年に「市章」のみ、白熱球からLEDに交換され、126灯が点灯しています。

 次に古いのは、錨山(国土地理院の地図表記は碇山)の標高269m地点にある「錨」です。明治36年の明治天皇行幸の観艦式を記念し、錨の形にマツを植栽。昭和56年、「神戸ポートアイランド博覧会」協賛事業として永久電飾がスタート。さらに「六甲山緑化100周年」を迎えた平成14年、それまでの電球色184灯に加え、青色184灯を追加。1月17日、ルミナリエ、神戸まつり、祝日などと、オリックス・バファローズとヴィッセル神戸がホームゲームで勝利した日は、青色で点灯されています。今回、この全368灯がLEDになりました。

☆★☆ 風力と太陽光発電システムを設置 ☆★☆

 いちばん新しいのは、堂徳山(どうとくやま)の標高270m地点にある「北前船」です。平成元年、市制100周年を記念し、神戸港の発展に貢献した「北前船」の形と「KOBE100」の文字を電飾。平成13年、数字部分が年号となり、「KOBE2001」に変更すると同時に、この部分の100灯がLEDに交換され、カラフルな多色演出が可能になりました。今回の工事で「北前船」を形作る402灯もLEDとなり、北前船の正面と側面、「KOBE2010」の3つのデザインが、20分ごとに切り替わって表示されています。

 そして、市章山と錨山にいち早く風力と太陽光の発電設備が導入されたのは、昭和56年のこと。平成14年に新システムが設置され、昼間に発生した余剰電力を関西電力に売却し、夜間点灯時の必要な電力は関西電力から供給される仕組みになっています。クリーンエネルギーを生み出しながら、省エネ化も着々と推進。今や神戸夜景のランドマークとなっている山麓電飾は、実は地球温暖化防止と環境保全のリーディングプロジェクトでもあるのです。

☆★☆ ハイキングがてら近くへ行って見てみよう ☆★☆

 3カ所の山麓電飾はハイキングコースのそばにあり、電飾設備を間近に見ることができます。「市章」と「錨」へは、諏訪山公園から再度ドライブウェイ沿いのハイキングコースをたどると、電飾のすぐ上にある展望台へと到着。「北前船」へは、新神戸からつながる城山ハイキング道が最短です。3カ所の斜面角度は、平均43度から32度。近くで見ると、その急な角度や設備の大きさに驚くとともに、設置方法の違いも知ることができます。

 現在はマツからウバメガシに植え替えられていて、電飾が隠れないよう毎年1回ウバメガシを刈り込む作業や、今回のような照明器具の交換作業は、命綱をつけて行うそうです。年間を通しても、周辺の木々が伸びすぎていないかなど、市街地側から形や光の見え具合を入念にチェック。毎晩、当たり前のように輝く山麓電飾も、管理している森林整備事務所とスタッフの皆さんの存在があってこそです。